赤いコーリャン (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
’60年代、文化大革命の嵐は中国東北地方にも吹き荒れた。少年の父も革命の犠牲に…。村を追われ、新たな土地を求めてさまよう一家。在仏中国人作家が描いた動乱の中国。仏カーズ賞受賞作。
内容(「BOOK」データベースより)
〈政治のために〉傷つくのは、いつも、ぼくたちだった。1988年、フランスでカーズ賞とアジア賞を受賞。
マハーバーラタ〈第3巻〉 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
遂に大戦争の火ぶたが切られた壮絶を極める戦いの中で語られる珠玉の聖典「バガヴァッド・ギーター」。世界に誇るインド神話の精髄いよいよ佳境へ。
原典訳 マハーバーラタ〈4〉第3巻(179‐299章)・第4巻(1‐67章) (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
ユディシティラの憂悶を慰めるため、賢者マールカンデーヤは、『ラーマーヤナ』(ラーマ王子が、愛妻シーター姫を取り返すため悪鬼の島ランカーに攻め入る話)と『サーヴィトリー物語』(貞節なサーヴィトリーがヤマ“閻魔”から夫を取り戻す話)を語る。十二年間の亡命生活を終え、パーンダヴァ兄弟はマツヤ国のヴィラータ王の宮殿に素性を隠して住む。ビーマがドラウパディーに言い寄るマツヤ国の邪悪な将軍キーチャカを殺害すると、クルの一族はトリガルタ軍と共謀してヴィラータの都を急襲する。しかし、マツヤ国は、女形(おやま)に変装したアルジュナのめざましい活躍により、クル族の軍隊を敗走させる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
上村 勝彦
1944年、東京浅草に生まれる。1967年、東京大学文学部卒業。1970年、同大学院人文科学研究科(印度哲学)修士課程修了。サンスクリット詩学専攻。現在、東京大学東洋文化研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ヴィースとラーミーン―ペルシアの恋の物語 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
魅惑の美女ヴィースが一途な愛を傾けるのは、夫モウバド王の弟ラーミーン。『トリスタンとイズー』に比される狂おしい禁断の恋の行く手には、幾多の障碍が立ちはだかる。
70年代 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
激動の1970年代、それは女性が怒り、若者が立ち上がった時代でもあったのです。一人の平凡な主婦が社会的政治的に目ざめる過程が説得力をもって描かれた作品です。
内容(「MARC」データベースより)
この小説を書いて私が証明したのは、一番の敵は「おびえ」なのだということ、「ためらい」なのだということです…。女の時代であり、若者の時代であったフィリピンの70年代。民衆作家である著者が、フィリピン民衆の戦いを描く。*
武器の影〈下〉 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
解放戦線の密命を受けてダナンの家に戻り、転向者の汚名に傷つきながら闇取引に携わるベトナム青年ファム・ミン。ミンの大学の先輩であり、有能な商人であり、そして実は解放戦線のダナン責任者グエン・タット。ベトナム脱出を夢みて、軍内で地歩を固め、ついに桂皮の大利権獲得のための大作戦の賭に打ってでる、ミンの兄ファム・クエン少佐。そしてクエンと野望を分ちあう孤独な韓国女性ミミー…。米国の物資と武器をめぐって欲望渦巻く闇市場で、民族の魂はいかに生きうるか。民族統一と民主化の闘い燃えさかる韓国のベストセラー小説。
韓国短篇小説選 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
1945年以降1970年代までの韓国文学の傑作を精選した初の本格的選集。朝鮮戦争の体験による虚無主義の色濃い50年文学、四月革命の主体となった世代による60年代の社会参与文学、急激な経済成長の裏で疎外される農民・労働者をメインテーマとする70年代文学―骨太なユーモアに満ちた政治諷刺の作品から軽妙なタッチで小市民の暮らしを描く作品まで、本邦初訳6篇を含む19篇の傑作短篇を収録。
ペルシアの四つの物語 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
『王書』からは霊鳥に育てられた白髪の少年の英雄譚、王子様と王女様の愛のすれ違い『ホスローとシーリーン』、恋の狂気の悲劇『ライラとマジュヌーン』、七つの宮殿、七人の王妃の絢爛豪華な不思議譚『七王妃物語』。ペルシア文学の華のいちばん面白いところを読む。
内容(「MARC」データベースより)
恋と不思議…ペルシア文学の華のいちばん面白いところを読む! 霊鳥に育てられた白髪の少年の英雄譚「王書」、王子様と王女様の愛のすれ違い「ホスローとシーリーン」など、全4編を収録。
マハーバーラタ―インド千夜一夜物語 (新書)
出版社/著者からの内容紹介
喜劇も悲劇もここに始まった。古代インドの智慧の結晶を今
マハーバーラタ(マハーは偉大、バーラタは古代インドの呼び名)は、全18巻、10万詩節、20万行を超える世界最大の叙事詩である。マハーバーラタ自ら「ここにあるもの総ては何処にもあり、ここに無いものは何処にも無い」と豪語している。(「まえがき」より) 本書を日本で初めて訳した著者が、そのユニークで含蓄に富んだ挿話から厳選した「インドの一夜の夢物語」。
内容(「BOOK」データベースより)
マハーバーラタは、全十八巻、十万詩節、二十万行を超える世界最大の叙事詩である。マハーバーラタ自ら“ここにあるもの総ては何処にもあり、ここに無いものは何処にも無い”と豪語している。本書を日本で初めて訳した著者が、そのユニークで含蓄に富んだ挿話から厳選した“インドの一夜の夢物語”。
大旅行記〈2〉 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
聖都メッカへの巡礼を果たすイブン・バットゥータだが、旅への遙かな想いはやまず、彼の旅はさらに続く。十四世紀の世界旅行、本巻ではメッカからイラク、イランを巡る。